前回の見積り編に続き、C-HRの鈑金をしていきます。こちらの鈑金はお見積もりの時、3時間で終わるだろうと予測して修理費を計算しました。
9:00から作業開始!お昼(12:00)迄に終わらせないと(汗)
さっそく始めていきます。
潰れたプレスラインを溶接して引っ張り出し
低い部分を引き出しながら
高い部分をハンマーで慣らして
部位によって工具を使い分けます
だんだん形になってきました(もう少し)
今回はパテを使っての修理なのでパテを塗る部分を少し低めに仕上げます。とはいってもここまでくれば凹みも1~2㎜、触っても高いか低いか一般の方では分からないレベルです。
ベテラン職人プロの技です。
ここにパテという造形剤(簡単にいうと紙粘土みたいな物)を均一に塗って固まったらサンドペーパーで平らに整えていきます。
※今回は修理箇所の周りにも小さな凹みと傷がありましたので一緒に直させていただきました。
その為、先程鈑金した箇所よりもパテの範囲も少し広くなっています。
叩いて引っ張っての繰り返しで凹みもほとんど元の状態まで復元されていますので今回は中間パテと呼ばれる凹み5㎜以内に使えるパテと最終仕上げのポリパテの2種類を使いました。
パテを研いでいると、交換部品の脱落して無くなっていたリアドアガーニッシュとサイドステップ(ドアの下の黒い部分)、タイヤハウス周りのガーニッシュが部品屋さんから届きましたので一度交換部品を全て取り付けて仮合わせをします。
隙間等のチリもバッチリです!
鈑金終わり!
ここから塗装屋さんへバトンタッチです。
何とかお昼までにここまで仕上がりました(笑)
前回もお話ししました様にここまでの作業時間で鈑金修理の金額が決まります。
熟練したスタッフがいる鈑金の桃太郎だからこそ今回の様な短時間での修理が可能なのです。
20代の元気いっぱいのスタッフから鈑金歴40年以上の超ベテランまで皆様のご来店心よりお待ちしております。
次回、C-HR塗装編に続く!